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トートバッグを作るメリット

投稿日:2017年08月08日 更新日:

そんなに大事な存在じゃないけれど、なきゃないで困る…。

そんな存在がトートバッグだと私は思っています。

メインのバッグほど気合いも入れないしお金もかけない、そんな人も多いのではないでしょうか。

今回はそんなトートバッグに光を当て、作り方を紹介したいと思います。

トートバッグの作り方【型紙図あり】

が、その前に私がトートバッグを作るワケについて考えてみました。

今や100均でも買えるトートバッグを作ろうというのは、

  • アホ
  • 時間の無駄
  • むしろ贅沢

と言わざるを得ません。

ですが、作らずにはいられない人のために、私はトートバッグの作り方をご紹介しております。

アホ、時間の無駄、むしろ贅沢と散々に言ってしまったので、ここでトートバッグを作るメリット&意義についてしばし考えこんでしまいました。

意義とか言っちゃうと大げさなのですが、挫折しかけたときのモチベーションにもなるので、これこそ案外大切な部分です!

以下、5つのメリット&意義について考えてみました。

自分用に丁度良い仕様のものが作れる

カスタムメイド・オーダーメイドのような発想ですね。

世の中には自分が欲しい仕様のものがないことも多々あります。

そんな時は、作れることほど最強なのです!!(鼻息荒め…)

  • 「自転車のカゴにぴったり合うトートバッグが欲しい」
  • 「持ち歩くものは大抵決まっているので、それ専用のポケットが付いていて欲しい。」
  • 「よく汚すので、頻繁に洗濯したい」

などなど、大きさやポケットの数や洗濯の可否など、欲を言えば案外キリがないもの。

大量生産の製品を買って、それに合わせて自分の使い方を変えるのに慣れきっている私たちは、このような欲を言うのを忘れてしまってはいないものか!?

そんな欲望に忠実になれるのが自作する意義であります。

直線を縫う練習になる

これは読んでその通りです。

洋服やカバンなどを作っていくと気づくのですが、キレイに縫えていないと、野暮ったい仕上がりになります。

洋裁を始めた頃は、あれもこれもと色々なものに手を伸ばしがちですが、実は基礎を押さえておかないままだと、野暮ったさからは永遠に抜け出せません。

悲劇です。せっかく時間をかけているのに。

私自身もそんな全然キレイに縫えない負のループに1年半近くハマっていました。

が、ある日気づいたのです。

直線がキレイに縫えるようになったら自然と曲線もキレイに縫えるようになっていることに。

逆を言えば、直線がキレイに縫えていないのに曲線がキレイに縫えるわけもないのです。

トートバッグのような直線だけで構成されているアイテムは練習にピッタリです。

直線縫いに慣れてから、洋服などの曲線の多いものにチャレンジすると、以前より簡単に感じることでしょう。

先人の知恵に気づく

これは一瞬、「…?」となる項目かもしれないですね。

でも説明すると、ものを作る人には共感してもらえるかもしれません。

ものを説明書通りに作ってみると、

「これはよく考えられているな〜」

という仕様に出会います。

トートバッグでいうと、持ち手を縫い付けるところあたりは、小さな感動を覚えます。

「こうやって縫い付けるから、重たいものを入れてもちぎれないんだ!!」

ということに気づくのです。

きっとこの縫い方は、世界で初めてトートバッグを縫った人はしなかったと思います。

持ち手がちぎれて困った人がいて、そのあとに改良を加えて…

と何人何十人、いやひょっとして何百何千何万…?!

その繰り返しがあって出来上がった仕様なのだと、想像し出すとキリがない。

カバンや服について、そんな歴史の記録があるもないもの、さまざまです。

紳士服については軍服の歴史と重なるところも多いようで、記録が多いようですね。

しかし記録がないようなものでも、その仕様の存在理由は明らかだったりするので、想像に容易いものです。

そんな昔の人々の思いに想像を馳せながら、手と頭を同時に動かすのは楽しいと思いませんか?!

単純に楽しい

はい、理屈をこねなくても、単純に楽しいのです。

楽しいと思うものには個人差も大きいと思いますが、ものを作る過程に楽しみや喜びを見出すのは人間の本能なのでは?と私は思います。

トートバッグ以外、洋裁じゃなくとも何でも良いのですが、大工仕事でも料理でも、ものが出来上がって嬉しいと思う気持ちには、理由なんてない。

必要だから作る、出来上がったら使えるから嬉しい。ただそれだけです。

今は何でも買って手に入りますが、作りたい、作らなきゃ、という気持ちは本能レベルで残っている気がしています。

私にはその本能が人よりも多く残っているなぁと度々感じます。

ものが欲しいと思ったとき、買おうじゃなくて、まず作れないかと考えます。

その結果、買うよりも多大なコスト(お金と時間)をかけてまで作ってしまうサガなのです。

たまに手作り貧乏みたいな事態に陥りがちですが、楽しいから良しとしています!!

only 1という、オリジナリティ

最後のこれは、わかりやすいメリットです。

何なら当たり前ですね、自分で作ったのだからw

ファストファッションなるものが世の中に浸透して久しいですが、現代は色々なアイテムを安く買えてありがたいですね。ユニクロや無印などへ行くと、感動の連続です。高品質なのに低価格…大量生産のメリットをひしひしと感じます。

でも何だか物足りない、マンネリ、人とかぶる、などなど。

そんな時に、古着のアイテムや手作り品がコーディネートに1点入っていると変化がつくものです。

目新しく見えるということは、ファッションにおいてはとても重要なようです。

目新しさ≒かっこよさ・かわいさ

と言ってしまっても良く、そのために流行があるようなものですね。

しかし流行を追うのは骨が折れます。

目新しさを求めて新しい服を準備しても、ファストファッション全盛の今は、すぐに似たようなアイテムで溢れ出します。

だから自作をして、自分だけが気にいるものを手に入れるのです…!

ちょっと強引な結論づけにはなりましたが、自作せずとも、近所で開かれている手作り市や通販などで気に入ったものを探し出すのも楽しいものです。作家作品の中から気に入ったものを見つけて愛用するのは、流行を追うよりも効率良く目新しさを手に入れられるのです。

オリジナリティが欲しい方はぜひお試しを。

まとめ

以上、やや長文となりましたが、私がトートバッグを作るワケです。

ものを作ることに挫折はつきものです。これだけワケを並べ立てれば、逆に挫折して辞める理由を失うことでしょう!!笑

ぜひ、あなたもあなたのワケを探してモチベーションに繋げてみてください。

えっ?そんなに苦しみながら、作りたくないって?

いいえ、生みの苦しみがあるからこそ、そのあとの喜びがある…はずです。

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