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【日暮里】生地の問屋街へのご招待【後編】

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前回は前編として日暮里繊維街のお店の数々を紹介しました。

【日暮里】生地の問屋街へのご招待【前編】

ちょっと間が空いてしまいましたが、今回は後編。

地図で言うと、このやじるしの順にご紹介する形です。

前編同様に全てのお店を網羅できているわけではありませんが、それでもかなり見ごたえはあります。

それでは日暮里のお店の数々をご一緒に見ていきましょう!!お付き合いくださいませ♪

日暮里のお店いろいろ

前編でも布地以外のお店がたくさんありましたが、後編も金具屋さんのご紹介から〜。

三姉妹

個性的なベルトのバックルなどが手に入りそうな予感。

店内には個性的なベルトもあるので、コスプレイヤーたちも足を運んでいそうな雰囲気です。

そもそもそんなにバックル買う?!ってな話ですが、まぁ、それは私の感想。

世界に一つのベルトを作ろうとしている人や、専門の業者さんなどがご利用になるのでしょう。

そして三姉妹を後にして少し歩きますと…、

 

下町の雰囲気出るスーパーもはや布でも資材でもないのですが、寄ったので一応ご紹介。

繊維街という観点からすると絶対に紹介すべきお店でもないのですが、日暮里の生活感問屋街が入り混じった雰囲気をお伝えするために写真を撮ってみました。

お腹がすいていたので、バナナを一房購入。

飲食店も多いので、どこかへ入っても良かったのですが時間が無かったのでバナナを2本食べました( ・∇・)

飲み物はコンビニのアイスコーヒー…。次回はゆっくり来たいものです。

そして歩みを進めると、日暮里繊維街のハイライトとも言える・・・・・

トマト本館

外観はいたって地味なのですが、内容は盛りだくさんですのでここはワンフロアごとのご紹介をさせて頂きます。

まず1階入ってすぐ右。

1m100円という激安コーナー。残りのメーター数の少ない廃番の布地などを扱っていると思われます。

元値は普通に500円以上していたんだろうなぁ、と思われる生地も多いので掘り出す価値はおおいにアリです。

 

そしてそのお隣には特価のプリント地たち。特価というだけあって、地元(神戸)のユザワヤで販売されているような価格の半値以下です。1メーター480円などなど。お安いですね。

プリント地はお好みが分かれると思いますが、これだけ種類があれば心奪われるものもあるはず。

私自身もプリント地をメインで使うことは少ないのですが、それでも目を奪われてしまいます。猫…。ポップな柄ほどアイテムに仕上げたときにおもしろい雰囲気が出たり。

特に動物柄はそのアイテムが欲しい人ではなく、その動物が好きな人が購入してくれたりするので、いつもとは違う出会いがあるなと感じています。私のメイン商材のあずま袋の一例をお見せすると、

このようなシロクマ柄とか、

このようなペンギン柄とか。

限定3つという超少数で制作したのもあり、ほかの無地やチェックやストライプより早く売り切れてしまいました。

こちらは地元の手芸店で購入なので、1メーター1000円ほどでしたが、日暮里トマトなら500円程度で入手できます。

1階の売り場は人の出入りが一番多いため、コットン地などのキャッチーで扱いやすい布地が多い様子。

階段前にはフロア案内があります。そして2階へと進みましょう!

ニットフロアに到着。

ニットというとセーター?みたいなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、布地におけるニットとはTシャツの生地を想像して頂ければ◎です。あの伸縮性のある生地です。

先ほど見ていたプリントのコットン地などが織物なのに対して、ニットは編物。筒状に編まれて製造されます。

織物はタテ糸とヨコ糸が交差して平面ができあがるのに対して、編物は1本の糸が絡まっていくことにより平面や筒状の面が生まれます。

ミシンも織物を縫う本縫い用ではなく、一般的にロックミシンとかニット用と言われているミシンが必要です。

布地が伸縮するので、縫い目も伸縮する必要があるのですね〜。

私自身はミシンは織物用の本縫いミシン、要は一番スタンダードなやつしか持っていませんので、ニットは横目にスルーします。

Tシャツやカットソーなどは、縫い代の処理が一発で済むので制作時間が短いのが魅力。

ですのでニットを中心に洋裁をする人もいるくらいです。

またニットの風合いは織物にはないドレープ感(シワ)が出るので、少し憧れております。

こちらの本を持ってはいるのですが、それ用のミシンは持っていないので眺めてうっとりするだけ。

こちらのドレープドレープという本は10年ほど前のちょっと古い本ですが、デザインに普遍性があるので古びない良書だと思っております。ご興味ある方はぜひ見てみてね!

ニットの話が長くなってしまいましたので、次のフロア3階へ進みましょう。

3階には、いつ使うの?というツッコミ満載の布地が中心です。

これも私の感想ですが、きっと舞台衣装を作る人などには大変ありがたいフロアだと思われます。

地方の手芸店ではお目にかかれないような品揃え。

個人的にはシルクコーナーは品揃えも充実しておりテンションが上がります。無地からプリント地まで色々と。しかも!!!シルクの布地が1メーター1000円を切って購入できるのも嬉しいポイント。

地方の手芸店でもシルクは置いてなくはないですが、種類が少ない上に何せお高い…。布地がお高いと制作意欲が削がれるのは私だけではないはず…。

「もはや買った方が安いやん…」という悪魔のささやきが。

日暮里トマトでは、そんな魔が差すこともなく制作意欲を保てます。日暮里トマトの3階シルクコーナーで数年前に購入し、制作したドレスです。

全部で3メーターほどを使い、制作費は3000円程度

幾人かの友達の結婚式にて着用したので、減価償却は十分でしょう。コスパ良好。

話はそれますが、簡単&短時間で作れるドレスやワンピースの記事なども書いていきたいと企画中であります。

 

ではシルクコーナーを後にして4階に足を進めましょう。

4階はコットン系を中心にのプリント地や先染めの布地などがあります。

なかなか渋くていいですね。

このような渋い柄を使う際は、相当に気をつけないとただの垢抜けない印象になってしまいがち…。私自身もまだまだ上手く使いこなせる自信はありません。

ババくさくなりすぎず(笑)このあたりの色柄を上手く使えるセンスを磨いてまいりましょう…。

藍染も好きだけれど手の出にくい雰囲気とお値段…。手間のかかる染物です。

普段見かけるのは、店先の暖簾などでしょうか。こんな感じに。

こちらは私の制作ではありませんが、藍染の絞り模様が素敵でパシャ。

暖簾が素敵なお店は中身も素敵。山手線の大崎駅の階段降りてすぐ、イワシ料理が美味しい「味楽」という居酒屋さん。

品川付近のサラリーマンの憩いの場という感じでした。

 

さて日暮里に気持ちを戻して、ご紹介続けます。

こちらの写真は同じく4階。オーガニックコットンもあります。

素材をコットンと一口に言っても、オーガニックコットンなどの薄手の優しい風合いから厚手のデニム地まで種類は様々。

しかし一番身近な素材はやはりコットン!!

お気に入りを探してみてね♪

そろそろ4階を後にして最終階の5階に参りましょう。

5階は、バッグなどの資材やパッチワークの生地のフロア。

まずはバッグ用の資材を横目に眺めております。あるね、あるねぇ。

日暮里の前編でも少し触れましたが、バッグの資材などは台東区の浅草橋から蔵前付近に問屋さんが集中しており、小売もしてくれるお店が多いので、バッグやガマ口のガチ勢はそちらへ行くことと思います。
バッグのガチ勢ではない私はこちらで十分すぎるくらいです。今すぐ使うわけではないけれど「こんなのもあるんだなー」と眺めておくと、いざ作るとなってもスムーズに部材を選べるような気がしています。

また部材を見ていて思いつくアイディアもあると思うので、見るだけも決して無駄ではないはず。

そう言った意味ではパッチワークコーナーもしかりです。

パッチワークはしないけれど、赤や黄色や緑に青…、眺めているだけでも楽しいもの。
こんな小さい布地の販売もあるのですね!!このあたりの色味も好きだなぁ、とか。買わないけれど、しばしの観覧タイム。

そんなところで5階を後にしました。日暮里トマト本館は各コーナごとにご紹介したいくらい盛りだくさんでしたが、これでもほんの一部です。

ご興味を持った方はぜひ足をお運びあれ♪

 

トマトノーション館

ノーションって何?っと言った感じがしますが、要はリボンやボタンやゴム類など布地以外の資材の専門店です。

トマト本館のすぐ隣にあり、1フロアなので用事があればすぐ買って出てこれます。本館ほど混雑もしていない…。私個人としては、パジャマ用の幅広のゴムを買ったことがあるくらいです。本館に比べると地味ですが、ゴムやリボンなどの副資材をお求めの際は役立ちます。

 

MIHAMA

ついに日暮里の最大勢力、トマトを抜けました。

日暮里は何かとトマトが目立ちがちですが、他にも良いお店はたくさんあります。

もし和柄を中心にお探しであれば、こちらのMIHAMAはいかがでしょうか。

和テイストむんむんの気配。一つのジャンルにつき、一つのお店があるのも日暮里の魅力ですね。

 

HAPPY

こちらはHAPPY。と言っても何のジャンル?という話ですが、カバン作りを中心に他のお店よりも安さを売りにしている気配。

大量品種少量販売といった様子です。少量を安く買いたい人にはピッタリでしょう。

 

 

服地のアライ

こちらは服地を専門とするお店。

先ほどのトマトなどにも服地はありますが、専門ではないので洋服を中心に洋裁をする人はこちらの方が効率が良さそうです。

奥山

館に分かれて点在する奥山さんの2号間が見えてきました。

 舞台衣装やドレスの布地を中心に扱っていることがディスプレイからも伺えます。奥山さんでは買い物したことがないので写真のみの薄いご紹介となります。

映像のみでお楽しみください。

だ・・・誰の衣装?!

左はローマ教皇で右は…。

もはや謎ですが、想像するしかありません。店先から察するに、オーダーなども受注していることでしょう。

どことなく昭和の香りが漂いますが、世界に一つだけのドレスをオーダーできそうです。

 

And Leather

分かりやすく鹿がお出迎えしてくれたのは、And Leather。

こちらも革物屋さんの例にもれず、本店は浅草橋です。とても支店とは思えない立派な剥製…。

とりあえずアップの写真を撮ってしまうのです。

鹿さん、またね。

 

パキラニット館

ちょうど店先のようなカットソードレスをお作りになるなら、パキラニット館。

カーディガンなどもニット地で作ると、程よいドレープ感が出ていいんですがねぇ。

私はそれ専用のミシンは持っていないので、こちらもウィンドウショッピングのみにとどめます。

数メーターごとのベンチ

そしてちょっと疲れた時に嬉しいベンチ。

わざわざご紹介するまでもありませんが、なんかホッとさせてくれる光景なのでピックアップしました。

街がいらっしゃいと言ってくれているようで、心落ち着かせてくれるものなのです。

実用的にも手荷物が増えてきたら、ここで整理整頓したりします。

計9メーター分の生地を買い込んだときは、このベンチにありがたみを感じました。

天気が良くないときや買い物が長くなったときは、タリーズやコージーコーナーなどのチェーン店でのお茶をして休憩もいいですね。

チェーン店以外にも味のある喫茶店やディープな空気を醸し出すインド料理屋さんなども点在しているので、時間のあるときはランチなどもはさみつつ、一日かけて街を探検したいものです。

 

ヘイワ堂

最後のご紹介となってしまいました。

向かいの通りに目をやると、飛び込んでくるのはヘイワ堂。

こちらは布地屋さんではありません笑

人がわんさかいて大盛況なので取り上げてみました。

靴下、下着、謎のトップスなど、相性の良いものが見つかればラッキー的なノリのお店。

どこの下町にもあるよなぁ…というノスタルジーを感じさせてくれるお店です。

大好き日暮里

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

日暮里の雰囲気をお届けできましたでしょうか…?

私自身は2011年頃から日暮里に通うようになり、以後定期的に訪れる大好きな街です。

今回の写真は2019年7月現在の状況ですが、日暮里も変遷があるなぁと感じているところです。

お店の編成が前に訪れた際と変わっており、大きいお店に小さいお店が吸収・合併されている感じがしました。

国内の繊維産業は衰退の一途ですが、日暮里は国内最大の繊維街として今後もどんな魅力を見せてくれるのか、目が離せません。

次はいつ行けるかな。日暮里。

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