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造花でかんたんブーケの作り方

投稿日:2017年09月10日 更新日:

先日、ひょんなことからウェディングブーケを作ることになりました。

友人の買い物に付き合っていた時のこと。最初はブーケを「買う」つもりでした。

友達のさきっぺ(30歳を過ぎた今でも10代の頃の呼び名…)と造花屋さんの多い浅草橋で集合し、何店舗か見てベストなものを探していました。

しかし結構お値段がするのです。

大阪出身で根っからの節約家さきっぺのコストダウンへの願望と、材料を見ていると何でも作ってみたくなる私の願望が見事に合致しました。

需要と供給の完全一致です。

ぶっつけ本番&独学で作ったわりには我ながら完成度高くできたので、ここでHow toを公開します♪

ブーケ用の造花なら浅草橋

浅草橋は地味な街ですが、造花の聖地としては日本一です。

関東圏にお住まいで、造花かブーケについてお考えなら、1度は訪れておいて損はありません。

(遠い人は通販もあります。後ほど紹介しています。)

やはり地味

地味ではありますが、実はブーケ用の造花のみならず、カバンの金具やアクセサリー材料などものづくりをする人にはとても心踊る街です。

造花のお店もたくさんあり、既製品・オーダー品・手作り教室もあり・材料などなど、何でも揃います。

まずはディスプレイされた造花やブーケを眺める

我々が最初に入ったのは、east side tokyoという浅草橋では一番大きい造花屋さん。

梱包材などの卸&小売で有名なシモジマという会社がやっているお店です。

造花を中心に、リボンや器などラグジュアリーな品々を取り揃えている、シモジマのデパートバージョンといった感じ。

友人は、ブーケを楽天市場で買うかお店で実際に見て買うかを悩んでいたようです。

私の方はそんなことはつゆ知らず、目の前に広がった色とりどりの造花のお花畑にはしゃいでいました。

1階の入り口すぐが、造花のバラ売りフロアとなっており、色ごとの展示で非常に見やすいのです。

既製品を手で持ってみて、「何本くらいあれば、十分なボリュームか」など確認することもできます。

オーダーと手作りブーケの値段の違い

造花を1本1本選んでオーダーすると、そこそこの値段になることが発覚。

造花は1本あたり500円以上するものも多く、それを十数本使い…そこにオーダー料が発生するのです。

結果、1つあたり万の単位は余裕で超えてくるでしょう。

時間がなくお金がある人はオーダーをオススメします。

しかし作り終わった結果から言えば、ブーケは案外かんたんにできるアイテムでした。

手作りが好きな人は、買うよりも思い出もプラスされる手作りをおすすめします。

思い出 is プライスレス!

ブーケ用の造花を買ったお店

我々はeast side tokyoを後にしました。他の造花屋さんも見てみたくなったのです。

少し歩くとeast side tokyoとは逆の通りに、「大西造花」の看板が。

小売もされているようなので入ってみることに。

観葉植物用のラインナップも多いのですが、2階に上がっていくとウェディングブーケに使えそうなローズ類の造花がたくさん並んでいました。

ディスプレイはお世辞にも美しいと言えないのですが、所狭しと並んだ造花の倉庫にいるようで、有用性の密度は高い気配がプンプンします。

問屋好きの私としては、こちらの方が心くすぐられます。

そして何と言っても、お値段がお手ごろ…!!

こちらで購入決定です。

2017年7月の購入時点では、一般のお客さんでも小売価格の6割の値段で買えました。

ブーケ2個分、二十数本を¥10,019にてゲット!(もちろん友人お財布より)

お色直しの関係で2種類のブーケが必要なので、こちらの材料を使って2つ分ができる計算です。

オーダーした場合の値段の半値以下ですし、友人と私の大好きな「楽天市場」でコスパの良いものを購入するよりもだいぶんお安いのです。

造花の1本1本はボリュームのある大輪のものを多く選んでいますので、2個分の本数としては少ない方かもしれません。

しかしまとめて持った感じは、しっかりと華やかさとボリュームがありそうです。

ブーケの材料が手に入るところまとめ

経緯も含めて長々と書きましたので、ここらでまとめます。

まずは首都圏に住んでいて、実店舗に行く時間もある人は、

east side tokyo

大西造花

へ行くことをオススメします。

east side tokyoは、まるで百貨店のような品揃えで、ディスプレイも美しく眺めているだけで素敵な時間が流れます。問題は少々お値段が張るだけ。

来店してプロに相談しながらオーダーすると、見栄えのする1点ものが仕上がりそうです。ご予算をブーケに当てられる方はぜひ^ ^

大西造花は、ブーケのイメージが最初からある人にとっては値段もお手ごろでありがたいお店です。

ブーケに使えそうな花の中ではローズの取りそろえが多かったです。また大阪にもショールームがあるようですが、ラインナップについては来店前に問い合わせてみる方が無難かと思います。

大西造花さんの東京店を見たりHPを見ると、観葉植物系のラインナップが多くの割合を占めていますので。

また通販で済ませたい人は、

east side tokyo オンラインストア

がオススメです。造花の種類が店頭同様に多く、1本単位でも購入できるからです。大西造花さんの方も通販はされているようですが、法人への卸売が中心な様子でした。通販の場合は、east side tokyoが無難かもしれませんね。

東京近隣にお住まいで、足を運べるなら大西造花さんの方がコストダウンできるのは確実です!

また上記2店舗以外にも浅草橋には造花屋さんがたくさんあります。

小売をしてくれる店舗も多いので、観葉植物を探しているけど本物だと枯らしてしまう人や、ブーケやお祝いの花を探している人は一度足を運んで見ると面白いですよ。

east side tokyoと大西造花の界隈に造花屋さんが点在しています。日曜日は営業していないお店も多いので、ベストなのは平日ですが、ベターは土曜日です。(大西造花は土曜日も残念ながらお休みのようです)

ブーケの話ではない余談

また浅草橋から少し足を延ばせば、合羽橋の道具屋街日暮里の繊維街があり、問屋好きにはたまりません。なんなら遠方の人でも1泊2日くらいは使って、訪れる甲斐のある街「浅草橋」「合羽橋」「日暮里」です。

あと馬喰町のあたりへ行けば、タオルを大量買いできます。タオルの爆買いです。

スカイツリーや浅草寺、上野公園もあるので、観光には事欠きません。この界隈について書き始めると、昔住んでた思い出からキリがありませんので、ブーケの材料に関する話に戻します。

話をブーケに戻します

上記にリンクを3つ貼りましたが、時間や予算の都合上「いまいちフィットしないな〜」という人は、近隣の手芸店や100均をあたってみるのも無駄ではないでしょう。

手芸店ではブーケの手作りキットがあったり、大型の店舗だとアートフラワーコーナーとして造花も置いていることもあります。

また100均は好みの差が出るとは思いますが、よりカジュアルなパーティーであれば100均でも「可」かもしれませんね。あなたのアレンジ力にかかっています。笑

造花以外でブーケに必要な材料と道具

私の作り方でいきますと、造花以外で必要なものは、

・リボン

・セロハンテープ

・両面テープ

・ペンチ

の4種でした。セロハンテープや両面テープは言うまでもなく、家にあればそれを使えますね。

リボンは造花屋さんにも置いていましたが、私の場合は近隣の手芸店で買いました。造花を買う日に時間がなかったので、別での購入になったのですが、できれば同じ日に造花と色味を合わせつつ選びたかったものです。

そして最後のペンチですが、これは大きくしっかりとしたものをオススメします。

写真の赤い持ち手のペンチが今回使用したものです。造花の茎を切るにしては、頼りない大きさのペンチでした。

あるもので済ませたかったので、手に豆を作りつつ非力なペンチで枝を切りましたが、新たに用意される方は、しっかりとした大きいものをおすすめします。

ブーケの作り方を参考にしたリソース

私もブーケは初めて作るものなので、google先生に「ブーケ 造花 作り方」で検索してみたのですが、画像付きの作り方の解説はあまりなかったのです。

そこで記憶を頼りに、フローリストの「カトリーヌ・ミュレー」をググってみました。

なぜこの人物かと言うと、2012年前後にカトリーヌ・ミュレーの「スーパーフラワーレッスン」と言う番組をEテレで放送していたのです。フランスの番組をNHKが購入し放映していたと思われる全10数回の番組を私は全回見ていたのです…!!

…と言う事は、もうお分かりでしょうか?

私のご紹介する造花ブーケの作り方はおフランス仕込みなのです!!当時録画して見ていましたが、もうその録画はありません。記憶を頼りにおフランス仕込みのブーケ作りは始まります。

まずは造花の色合わせ

2つ作る造花のうち、片方は華やかな印象になるよう、オレンジからピンクのグラデーションです。色別にまずは分けています。

すでにパリの香りがしますね。

造花の茎を切り葉っぱをむしり取る

ここは躊躇なく、7割以上の葉っぱをむしり取ります。何故ならば、持ち手に葉っぱは必要ないからです。かなり大胆にむしって大丈夫です。

この写真のように実は花すらも手で取れます。造花はこのように、花・茎・葉のパーツからなっているようです。

造花の種類によっては葉っぱ部分も花同様に取り外したり再度付けたりが可能な仕様もありました。

造花を束ねてブーケの形を作る

このように必要な造花を手で持ちます。この時に、それぞれの花の高さや、隣り合う色のバランスが最終決定になりますので、ここからはやや慎重になりました。気分はバリの一流フローリスト(美人)です。

カトリーヌ・ミュレー先生は茎は放射状にまとめていきましょうとおっしゃっていましたが、造花では無理でした。普通にまっすぐの棒(枝)がまとまっているだけです。

私の場合、茎がまだ長かったので、ここで再度ペンチで切る作業が入りました。最初はこのくらいだろうと思って、適当に残していたのですが、よく考えると花嫁さんのブーケの持ち手は結構短いのですよね。

ペンチで切る作業が力仕事で一番大変なので、ここは1回で済ませたいところです。しかも私の場合、新たなペンチの購入をケチって小さなペンチでの作業でしたので、ここが一番骨の折れる時間でした。案外、造花の茎はしっかりとした針金なのです。手に豆が…。

造花の茎をセロハンテープでぐるぐる巻き

ご覧の通りのぐるぐる巻きです。

テニス部やバトミントン部だった人は、グリップテープの巻きを思い出すことでしょう。ちなみに私は中高とバドミントン部でした。

余談はさておき、このぐるぐる巻きは隠れる部分ですので適当で大丈夫です。重視すべきは頑丈さです。後で両面テープとリボンを巻きますが、ブーケがひと束に固定されているのはセロハンテープの力によるものです。

2周くらいは巻いておくのが良いでしょう。

ぐるぐる巻きを終えて上から見た図。ローズ達がこちらを見ています。

たちこめるパリの香り。パリ行ったことないけど。

ブーケ本体にツルを着けてゴージャス感アップ

2つ作るブーケのうち、一つは豪華に、もう一つは清楚にとイメージは固まっていました。

今回経過をお見せしているのは、豪華な方です。

従ってツルと言うオマケを付けて、さらに豪華さを加えて参ります。

ツルになる造花は良くできているもので、このようにフープ付きでした。根元に引っ掛けておくだけです。

もしフープがないものであれば、しっかりと括って固定すると良いでしょう。

ブーケの茎の処理

造花の茎には針金が入っていると先ほど申しましたが、これが要注意ポイントにつながります。

針金の切り口は結構鋭く、怪我をしたり服に引っかかって布地を傷つける恐れがあります。

晴れ舞台に立つ花嫁さんが持つものに、そんなことがあっては許されません。ドレスはレンタルで、そして高いのです!!!笑

このように何重にもセロハンテープで補強&カバーしておきましょう。

作りながら、「花嫁経験がないのに、そこまで気が回るなんて、私天才…」と悦に入った瞬間でもあります。

多分、花嫁はおろか誰も気づいてくれないポイントなので、ここで声を大にして自分の気のまわり方&天才っぷりに改めて賞賛しておきます。

冗談はさておき、作ったことがないものを作る際に重要なのは、想像力です。

想像力さえあれば大抵のものは作れる、と思っています。

茎の集合体がブーケの持ち手になる時

完成はすぐそこです。ここからは2つのブーケを一気に仕上げます。

1つ目は茎を切ると言う作業で苦戦しましたが、2つ目は要領を得ているので5分の1のスピードで進んでおります。途中から同時進行もスイスイ。

先ほど巻いたセロハンテープの上に両面テープを貼ります。

私は太いものを使ったので1枚のみですが、細い両面テープの場合はぐるぐる巻きにするか、何本か前後左右に貼るのが良いでしょう。

最終仕上げのリボン登場

ここからのワクワクは一気に加速します。ものづくりをしていて、一番テンションが上がるのは完成間近のこの瞬間です。

ブーケの持ち手となるところの下部分から、包むように巻き上げていきます。またバトミントンのグリップを思い出す瞬間でもあります。

ぐるぐると巻き上げて、花の根元まできたら、キレイにリボン結びします。

ついにブーケ完成

完成しました!

豪華な方のブーケがこちらです。私の友人のさきっぺのイメージに合わせて、明るい色が基調の華やかブーケです。

フランスの美しきフローリスト;カトリーヌ・ミュレーになったつもりで製作して参りましたが、セロハンテープぐるぐる以降は完全オリジナルです。

茎を切る作業以外は、一発で上手くいったので我ながら100点です。

実はブートニアも作っていた!

先の写真でお気づきかもしれませんが、ブートニアなるものも作っていました。私も今回初めて知りましたが、花嫁さんが持つブーケと花婿さんが胸にさすブートニアで1セットらしいのです。勉強になりますね。

造花の2〜3輪と葉っぱを束ねて、小さなブーケを作ればOKですので、ブートニアについては割愛します。

リボンについてだけ補足しますと、私の場合はブートニア用のリボンとしてブーケよりも細いリボンも用意していたのですが、これはあっても無くても良かったかもしれません。

細いなら細いなりの繊細なブートニアが、ブーケと同じ太さのリボンであればゴージャスな仕上がりになるでしょう。

ブーケを作り終えての所感

ブーケの作り方以外に、友人とのあれこれや思い出話を長々と書いてしまいました。

しかし、いつも1人でもの作りをしている私にとっては、人の好みを聞いて作っていく楽しさがあったのです。

一生で(多分)一回の華やかなシーンに、文字通り花を添えるアイテムとして、友人さきっぺとワイワイと、あーでもないこーでもないと造花選びからできたのはプライスレスな思い出となりました。

結婚式当日の思い出もさることながら、ブーケの造花選びも印象に残った夏となりました。

少しの手間はかかっていますが、作り終えてみると案外かんたんだったので、これはおすすめです。

ちなみに自分のブーケを作る機会は当面ございません( ^ω^ )ノ

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