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バイアスを作ろう!取り方・はぎ方・使い方

投稿日:2017年08月05日 更新日:

バイアス、バイヤス?

どちらの呼ばれ方もしていますが、洋服やカバンを裏から支えてくれる影役者です。

布の端の処理は色々な種類がありますが、糸でかがる処理のロックミシンよりもキレイなバイアス仕上げ。

縫い代をくるむことでほつれを防ぎ、見た目もキレイにしてくれる優等生です。

そんなバイアス(バイヤス)の特徴や作り方→使い方まで見ていきましょう!!

バイアスは自作できる

バイアステープは手芸店にも必ず置いてあるくらいメジャーなアイテム。

色柄や幅も様々に、見ているのも楽しくなります。

…が、ちょっと待ってください!!!

買わなくても作れます!

しかも作った方が、好きな色柄を使えてオリジナリティーもあり、余り布の処理もできて一石二鳥です。

バイアスに用いる布地はよっぽど厚地でない限り、何でも大丈夫。

持て余しているハギレなどがあれば有効活用してみましょう。

バイアスで処理するメリット

実際のバイアスの作り方に入る前に少し立ち止まり、

「何故、バイアスを使うか?」について少しご紹介します。

冒頭でも触れましたがバイアスのメリットとして、

・他の処理よりもキレイ

・強度が高く丈夫

という代表的な2点があります。

カバン類や、洋服に使われているのを見た経験はありませんか?

こんな感じ↓↓

トートバッグの内ポケットの例です。

表地からあえて目立ってポイントとなるように、赤い布地を使ってみました。

このように見えてもOKな裏(=縫い代)の処理として大活躍するバイアス仕上げです。

バイアスの取り方

それではバイアスの裁断から見ていきましょう。

こちらは分かりやすいように、新品の布地からとる図を描いてみました。

バイアスとは布地に対して斜めに切り出す布地のことを言います。

またバイアスというと大抵、正バイアスを示します。図のように45°の角度で切り出しているのです。

布地の方向性で最も伸びるのは45°の角度ですので、最も伸縮性があるのが正バイアスということになりますね。

その伸縮性を生かす事により、カーブでもキレイに沿って仕上げられるのです。

その他、ハーフバイアスなどの45°以外のバイヤステープも存在しますが、こちらはジャケットの伸び止めなど、正バイヤスとは役割が少し違ってきます。

語ると長くなってしまうので、またの機会に…。

バイアスのはぎ方

まずはバイアスを切り出しましょう。

幅はお好みでOKですが、3cmほどが一般的でしょう。

45°ピッタリが理想的ですが、少々角度がずれていたってヘッチャラです。

あまり結果に影響しません。むしろ、バイアスの角度がズレていることを発見できる目利きに出会ったことがありません。

バイアス布をつなぐ前にアイロンで軽く伸ばす

バイアス同士をはいでつなげる前に、切り出したバイアス布を軽くアイロンしておきましょう。

この工程は案外大事。

アイロンを当てる事でバイアスがほんの少しだけ伸び、形状が安定します。

バイアスの幅や布の厚みにもよりますが、元の幅より2mm程短くなるように伸ばしておきましょう。

先ほど2.5cmで切り出したならば、2.7〜2.8cmほどになっているはず。この幅だと、バイアスで包んだ仕上がりは5〜7mm前後です。

布の厚みにって、仕上がりの幅は前後します。

さぁ、それでは切り出したバイアス同士をはいで(=つないで)いきます。

このように、先の方を少しずらして合わせてミシンで縫います。

基本的には、タテ地同士が合わさるように縫います。

…え?

タテ地がどちらか分からなくなったって?!うん、まぁどちらでも大丈夫。

こちらもバイアスの角度と一緒で、後で分からなくなる程度ではあります。

ただし一つ言えることは、タテ地同士をはいだ方が、強度は上がるのです。

正バイアスの45°が最も伸びる方向性なのに対して、たて地は最も伸びにくい方向性なのです。

縫い代の幅はバイアスの幅によりけりですが、5〜7mmくらいがちょうど良いでしょう。

これ以上小さいと強度が落ち、逆に大きいと縫い代を持て余してモタつくのです。

縫い終わったらミシンの縫い目をアイロンでプレスして、縫い目を落ち着かせます。

この工程は、縫い代を割る前に必ずしましょう♪

そして縫い代を割ります。

ミシンで縫う→アイロンでプレス→割る

を繰り返すことで、永遠に長ーーーいバイアスになります。

必要に応じた長さでいいのですが、ついつい繋げたくなってくるのは、バイアスあるあるでしょうか…?!

ミシンで仕上げるバイアスの使い方

バイアスの使い方には色々あるのですが、ここではミシンで全て仕上げる方法をご紹介します。

手で縫う方法などもありますが、ミシンの方が圧倒的に早いです。

では先ほど写真でも登場した、トートバッグの内ポケットを例に見ていきましょう。

こちらは縫い代に、裁ち端(布の端)を揃えてバイアスを縫い付けたところです。(縫い代0.5cm)

バイアスの幅は3.0cmです。

アイロンで伸ばすと2.8cmほどの幅に落ち着いたものです。

画像では先にバイアスに折り目を0.5cmアイロンで付けてあります。

このようにしていると後が楽ですが、無くても構いません。

先ほど縫ったバイアスをアイロンで倒します。左側にあったバイアス布が右側に倒れましたね。

縫い代をくるむ形で縫います。

仕上がりのバイアスの幅は、0.5cmです。

布の厚み分もありますので、元々2.8cmあったバイアスが4重になって0.5cmほどにおさまるのです。

上の画像では「落としミシン」と言って、バイアスをよけて縫っています。

こちらはバイアスの上に縫い目が乗るようにしてもOK。

バイアスの端の処理

次の画像は表からバイアスを縫い付け終わり、端の処理に入るところ。

バイアスの端(=縫い終わり)のところは切りっぱなしにならないように、

折り込んで仕上げましょう。

両側をくるんで縫い終わると、こんな感じです。

バイアスって何だかかわいくないですか…?!

ロックミシンなどよりも手間がかかりますが、その分かわいさも倍増するバイアスなのでした。

パイピング;飾りとしてのバイアス

最後に余談ですが、バイアスは飾りにもなる…というご紹介。

ハギレの有効利用や、いつものアイテムのワンポイントにいかがでしょうか。

赤いバイアス布が余っていたので、ポーチの縫い目に挟み込んでいます。

赤はポイントになりますね〜♪

いくつか同じ型でポーチを作りましたが、バイアス布を挟み込んだ方が少し高級に見える気がしています…!!

余った布を有効活用して、見た目もかわいいバイアスを楽しんでみてはいかが…^ ^

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